1884年(明治17年)頃 50点撞き切り記録達成 神社に奉納

(2004.8.29)

 明治17、8年頃横浜の万花というレストランに設置してあった台で、醍醐という選手が50点の撞き切りをしたので(100点という説も)、空前の大当たりという騒ぎになり、横浜伊勢佐木町の弁天に「天下無双大當り」という額を作って奉納しました。どのルールでの50点かは判りませんが、大和古流ではなく1点制でしょう。
当時10点も続けると大突棒(おおキュー)と言ったそうです。
 また奉納された額ですが、同神社の火災のため焼失してしまいました。残念。

 ここでいう伊勢佐木町の弁天の事ですが、厳島神社のことでしょう。

 
JR関内駅から5分ほど。何度かの火災と区画整備のため当時の場所から少し移動していますが、
現在もひっそりと


横浜弁天


 昔、撞球で50点撞き切りに狂喜した人達がいた事は、弁天さまだけが知っている。


参考文献 撞球指南 玉乃 一熊 民友社
サンデー毎日 昭和2年10月23日号
冒険世界 明治41年1月1日 創刊号


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