現在タマヤ・ウィルス感染者が増加しています。
正しい知識と正しい治療を

タマヤ・ウィルスとは、その症状から通称 ビリ熱と呼ばれています。
この病気は15世紀、フランスで流行し、その後またたく間に世界に広がった伝染病です。
もともとはエジプトの風土病だったという説もありますが、くわしいことはわかっていません。
日本には出島のオランダ人を通じて感染する人もごくまれにいましたが、一般的には明治維新後、外国との交流が盛んになってからです。
発病しても初期の段階で治療すればすぐに治癒します。
原因
タマヤ・ウィルスは空気・接触感染などありとあらゆる方法で感染します。

症状
この病気の特色は発病すると異常なほど玉が突きたくなります。
潜伏期間は数年から25年と長く、発病してもほとんどの人はペニシリンですぐに完治します。俗に「ビリ熱がさめた」といわれています。
ですが悪化したまま放置しておくと慢性的に脳に炎症を起こし、下記のような重篤な症状になります。

重症患者の症状
 ・社会不適合な人格になる。
 ・ギャンブル依存症。
 ・「マスワリ」「イレイチ」など意味不明の言葉を連呼する。
 ・同じ重症患者同士行動を共にする。
 ・家に帰らなくなる。

治療
 残念ながら今日でも重症患者に対する有効な治療はありません。
エヌビーエー製薬の「CS剤」やジェイピシー薬品の「ナガタ・ワクチン」も特効薬とまではいえないでしょう。

予防
 貸しキューを使ったら必ず手を洗う。
 これだけでもかなりの予防になります。
 
 華台には近づかない。
 華台は重症患者の巣窟です。感染の危険度は高いでしょう。

 「プロになろうかな?」と思ったらすぐに医者に相談しましょう。
 手遅れかもしれませんが・・・


東狂大学名誉教授 撞球 王太郎


タマヤ・ウィルス


「隠された日本の伝染病」より 撞球 王太郎著